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[齋藤あいり] 番の解消は午前零時に〜三年間わたしに触れなかった夫に番の解消を申し出たら、零時、「もう義務じゃない」と朝まで奥に注がれ続けた話〜

番の解消は午前零時に〜三年間わたしに触れなかった夫に番の解消を申し出たら、零時、「もう義務じゃない」と朝まで奥に注がれ続けた話〜
番の解消は午前零時に〜三年間わたしに触れなかった夫に番の解消を申し出たら、零時、「もう義務じゃない」と朝まで奥に注がれ続けた話〜

タイトル 番の解消は午前零時に〜三年間わたしに触れなかった夫に番の解消を申し出たら、零時、「もう義務じゃない」と朝まで奥に注がれ続けた話〜
サークル 齋藤あいり
ジャンル

「解消は成立しました。私はもう、君の夫じゃない。番でもない。責任も、義務も、たったいま、全部消えた」

三年前、ヒートの事故でうなじを噛まれた。
翌週、彼は婚姻届を持って実家に来て、こう言った。「責任は、取ります」。

それから三年。
九条悠真は、わたしに指一本、触れなかった。

寝室は別。会話は連絡事項。ヒートの夜は、番の匂いのついたシャツだけをドアの前に置いて、彼は家を出ていく。

――義務で背負わされた女に、それ以上のことをする理由が、どこにある。

だから、番の解消届を出した。彼は三秒も迷わずに署名した。

午前零時。絆が、切れた。

想像していたよりずっと痛くて、わたしは床に座り込んで泣いた。
その涙を見た瞬間、三年間一度も動かなかったあの人の顔が、崩れた。

「切れて、痛いんですか。……義務だったなら、痛まないでしょう」
「わたしは」
「私は、痛い」

そして彼は、三年間触れなかった理由を言った。

「一度でも触れたら、絶対に、君を解放できなくなるからだ」

もう夫でも番でもなくなった男に、朝まで抱かれる夜。
そして翌朝、テーブルに置かれていたのは――番形成の、申請書。乙の欄だけが、空白のまま。

肩書きが終わる午前零時に、本音だけが残る。
読み切り短編シリーズ「午前零時の告白」、第三夜。

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【仕様】
・読み切り短編 約8,000字(A5判・横書きPDF 全27ページ/テキスト版同梱)
・濃厚な描写を中心に据えた一夜の物語です
・体験版あり(冒頭〜「触れなかった理由」の告白まで無料)
・第一夜『最後の残業』、第二夜『番契約は午前零時まで』も発売中。単体でお読みいただけます

【AI利用について】
・表紙・挿画にのみ、画像生成AIを一部利用しています。
・本文はすべて著者が執筆しています。

【ご注意】
・本作品はフィクションです。実在の人物・団体・出来事とは一切関係ありません。
・成人向けの性的表現を含みます。十八歳未満の方の閲覧はできません。

齋藤あいり(@NotHumanDesire)

番の解消は午前零時に〜三年間わたしに触れなかった夫に番の解消を申し出たら、零時、「もう義務じゃない」と朝まで奥に注がれ続けた話〜