
八尺様のつがい
| タイトル | 八尺様のつがい |
|---|---|
| サークル | ねむるリボン |
| ジャンル |
——返事をしたら、終わり。
大学のホラー研究会に所属する「私」は、夏合宿で訪れた山間の研修所で、電柱よりも背の高い白い影を見た。
夕方の田んぼの中に、それは立っていた。
その夜から、廊下に音が響くようになる。
ぽ、ぽ、ぽ。
足音にしては軽すぎるその音は、部屋の前でぴたりと止まり——それから、天井の内側をゆっくりと横切っていった。
翌朝、部員は全員「途中から記憶がない」と笑っていた。
身体に残った感触を覚えているのは、私だけだった。
祖母に助けを求めた私のもとに現れたのは、「祓い屋」と名乗る長身の男。
札を貼った車の中で、朝まで三つの約束を守れと彼は言う。
声を出すな。
返事をするな。
目を開けるな。
守り切った。日常も戻ってきた。
それなのに私は、気づくと空を見上げている。
あの音を、もう一度聞きたいと思っている。
——なぜなら私は、ずっと昔に、あれに返事をしていたから。
■登場人物
「私」
大学二年生。ホラー研究会所属。怖い話は好きだが、本物は苦手。合宿で白い影を見てから、日常が少しずつずれていく。忘れているものがある。
篠原先輩
ホラー研究会の先輩。背が高く、笑うと目尻が下がる。誰にでも人懐っこいが、二年生になってから「私」にだけ態度が違う。合宿の夜以降、ときどき声の低さが変わる。
祓い屋
祖母の古い知人。紺のシャツ、切れ長の目、長い指。名を名乗らず「祓い屋とでも呼んでください」とだけ言う。普段は個人の依頼を受けない。
八尺様
つばの広い帽子と白い服。声は「ぽ」。人間の言葉は話さない——今は、まだ。
■ジャンル
和風ホラー 都市伝説 八尺様 触手 憑依 執着 溺愛 初体験 異種姦 中出し ♡喘ぎ オホ声 潮吹き ヤンデレ 純愛
表紙のみAI利用










